当監査法人は昭和57年に、創業者の個人業務から監査法人としてスタートし、爾来、時代の要請に応じて会計監査(公開準備を含む)一筋で監査法人を運営してまいりました。
運営において、会計監査は3つの能力を兼ね備えていることが必須と考えております。
1つめは監査人として会社の実務を十分に理解し、リスクのある部分を深堀する姿勢とそれを実践する監査能力、
2つめは会社の相談に親身・的確にこたえられる指導能力、
3つめは会社の実務上の規範となっている税務能力
です。常にこれらの能力を全力で駆使し、更にブラッシュアップすることを目標とし、日々精進しております。
また、クライアントの皆様が置かれている状況は一つとして同じではありません。めまぐるしく変化する経営環境において、監査手続も状況に応じて柔軟に変えていく必要がある為、硬直的な監査手続を実施することに満足することなく、常に新たな視点から認識したリスクに対しては妥協することなく、関与社員が率先して、積極的に追加手続を実施する事を旨としてまいりました。
さらに、検出した事項については十分なコミュニーケーションをとり、クライアントの皆さまと問題点を共有し解決してまいりました。
確かに、現在の監査業務では、全うするべき要請が多岐に渡っており、従来のようなスタイルは現代流ではないと認識しておりますが、当事務所が提供するべき実務の本質は変わっていないと考えています。
当監査法人は小規模ながら、知識や実務経験が豊富なメンバー同士が高い使命感や一体感を維持しつつ社員相互が自らを律し、なれ合いを嫌う社風を醸成しており、社員一人一人の能力と個性を存分に発揮できる環境を培っております。
監査の品質管理を中心に、付託された社会的責任を全ての局面において全力で果たす事は当然とし、ITや語学を含めた監査能力の向上、監査業務の合理化を図るとともに、これまでの実務で培った付加価値の高い(顧客満足度の高い)会計監査サービスをクライアントに提供してゆく所存です。
包括代表社員 山﨑 貴史