1.教育研修の方針
当法人では監査業務に従事する全ての公認会計士を対象に、監査の質的向上を図り維持するための研修制度を設けています。社員及び全ての専門職員が同一の研修を受講することができるよう、年間を通じて会計監査の最新情報を配信するとともに、研修会やeラーニング受講の機会を提供しています。
2.研修会の実施
年2回(春季及び秋季)の全体研修会の他、月次での小集団研修会を実施しています。
全体研修会では会計監査・税務に関する制度改正や決算期前のポイント解説などを行うとともに、日本公認会計士協会による品質管理レビュー事例解説や監査提言集等を基にした不正事例を題材として扱い、監査現場で何に留意することが必要なのかという認識の統一を図っています。その他、インサイダー取引規制や独立性、コンプライアンスや情報セキュリティに関する内容も取り扱っています。
また、小集団研修会はディスカッション形式をメインとして、主に不正をテーマとして各自の経験や考えを共有することにより監査の現場で役立つよう、実践的な研修を実施しています。その他、日本公認会計士協会が推奨するeラーニング受講の時間を設け、監査業務に必要な知識の習得ができる環境を構築しています。